ハンドボールについて知っていこう!

ハンドボール

第1章 ① 両利き練習のためのマインドセット

さあ、ここを読んでいるということは、あなた自身の覚悟は決まっていることでしょう。

ただし、周囲はまだ、あなたがそんな挑戦をするとは知りません。

少しずつ、周囲の人に伝えましょう。一度だけで絶対に理解されません。

そして人より考え、動きましょう。
自分だけじゃなく、チームのことも考える。その思いと行動が人の心を動かします。

目次

  1. まずは多くの人に伝える
  2. 全体練習では決して妥協しないこと
  3. 必ず土壇場で大きな失敗をします。自分が負けないために

まずは多くの人に伝える

練習方法は、別記事を見て頂きつつ、個人練習と並行して伝えていきましょう。

これからやります!という高らかな宣言は必要ありません。

理解を得やすい身近な友達から自分の練習に巻き込みましょう。

その身近な友達にフォームを見てもらい、パス相手になってもらいながら多くのことを相談しましょう。

そして、全体練習ではすぐに使わずに、皆の見えるところでも個人練習を行い、周りに認知してもらうことが大事です。

そうすれば、誰の目にも止まり、何をしているのか聞いてくるようになります。

そこで、ここぞとばかりに自分の思う「両利きのポテンシャル」を全力で伝えましょう!

とはいえ、その時すぐには理解を得られないことが多いです。

全体練習では決して妥協しないこと

両利きになるために練習をしていると、結果にシビアな人から理解を得られないことがあります。

当然、ハンドボールはチームスポーツなので、試合に出場しているプレイヤーが勝敗の一端を担います。

そんな中、もし中途半端な意識で使っていたりすると、遊び半分に捉えられてなかなか支持を得られません。

ですがいきなり実践で結果が出るはずもなく、やはり実践で使っていくことも必要になってきます。

そんな厳しい状況の中、「両利きプレー」を応援してくれるのは、妥協のない練習を積み重ねたかどうかを見てくれた仲間です。

まず、試合の時は毎回、利き腕でのプレーで、しっかり本気と熱意を見せましょう。

そんな実践の最中、未熟ながらも「最善の策」として選んだ両利きでのプレーは、周囲に大きな説得力を与えていきます。

そして、その後の反省も周囲を巻き込み、みんなの意見を聞いてしっかりと次回に活かしていきましょう。

とはいえ必ず土壇場で大きな失敗をします。自分が負けないために

実際、未熟な両利きプレーでのミスは、土壇場であるほど試合の流れを大きく変えます。

僕は何度も経験し、苦い思いをしながら周囲に助けられてきました。

試合に臨むときも、始めは「未熟な左利きプレーをする人」と「経験者らしい右利きプレーをする人」という

別々のプレイヤーを自分自身に取り込んで試合に臨むイメージになってきます。

ここで大事なのは、やはり挽回できない場面でのむやみな多用は避けるべきです。

皆で勝ち取る勝利を犠牲にしてまで個人の上達を望んではいけません。

そして、プレーごとに利き腕と逆の腕での成功率をしっかりと頭で整理しておきましょう。

理屈で考えていてはミスをします。いまの自分を冷静に分析し、実践は成功確認のための挑戦にしましょう。

また、周囲は自分以上に、あなたの両利きプレーを使ってはいけない場面が冷静に見られるはずです。

ぜひ「こんなときに使われたら困るかな?」とシチュエーションを提示して聞いてみましょう。

周囲が使わないで!と思うタイミングで使わない判断が出来るだけでも、これはあなたへの支持に繋がっていきます。

Todays Thinking🤔

  • 周囲に宣言し分かってもらおう。
  • 個人練習を行い、全体練習で成功させよう
  • 始めは成功率を認識しよう。