ハンドボールについて知っていこう!

キャプテンシー

第2章 ③チーム運営について考える(コロナ禍キャプテンシー 編 Part1)

少し落ち着いてきたコロナ禍。

体育館が使えたチーム、使えなかったチームがいろいろあると思います。

ここではそんな中、体育館が使えなかったチームのキャプテンシーに焦点を当てていきます。

目次

  1. まず、体力が衰えていることを認識する。
  2. なんでもいい。チームがあつまる癖をつける。
  3. チームの誰かと顔を合わせる習慣をつける。

まず、体力が衰えていることを認識する。

体育館が使えるようになり、一発目全力でスタートダッシュと行きたいのは誰もが思うところ。

ですが、集まったみんなを一度見渡してください。

明らかに太っている。筋力が落ちている。スタミナが落ちている。

こんな状況で身に入る練習が出来るわけもなさそうです。

ここは一度、いつもと違うボールを持ち出して楽しさ重視で行きましょう。

アップにフットサルやバスケをやったりするチームは多くあると思います。

まずはその雰囲気を大事に、厳しさ皆無で行きましょう。そこからの楽しさが新たな皆の習慣になります。

ここで引退をよぎらせてしまうとアウトです。体が思い通りに動かないと引退を意識します。

なるべく軽い気持ちでラフな感覚で体を動かしていきましょう。

そのあとに、シュートや速攻などまずは自身の感覚を取り戻すように個人重視の練習がいいでしょう。

なんでもいい。メンバーがあつまる癖をつける。

コロナ禍はみんなの生活習慣を大きく変えていきました。

毎週来れた体育館、集まれた仲間と突然会えなくなり、そのまま生活習慣が変わって馴染んでしまいました。

週イチで入っていたみんなの予定表にはすでに、練習に行くスケジュールがないかもしれません。

いつもの体育館があいていても、そこに皆の予定を合わせてもらうのでは来てもらえません。

まずは皆の予定に体育館が合うように外部でとるのもいいでしょう。

社会人になると、「人」がいるから「チーム」が成り立ち、チームごとでそれがとても顕著です。

体育館代金などはあまりケチらず、人数の多い日をうまく使って割り勘にしてしまいましょう。

運動不足に辟易しているメンバーはすぐに飛んできてくれるはずです。

チームの誰かと顔を合わせる習慣をつける。

これは練習以上に大事かもしれません。

ご飯や、家族同士で公園なんかいいですね。

こんな時こそ、チームのみんなを巻き込んで話し、また熱の入った練習に打ち込めるように再構築に努めましょう。

少人数であってもいつもと違ったその場を企画することで、「これは楽しそうだ」と思ってもらいます。

練習試合だけ来る人なんかいませんか?

そういう人はイベント好きなのです。そして元々みんな、イベント好きでもあるのです。

こういうときにキャプテンシーを発揮できる人がキャプテンの意義を知る人だと思います。

自分でもワクワクするような何かをまず楽しさ重視で考えて企画してみませんか。