皆さんがキャプテンをやるわけではありませんが、
チームを運営するのは実のところはメンバーの「皆さん」です。
キャプテンのように裁量や、立場を持って行うこととはまた違いますが、
せっかくなのでこれも意識して皆をチームの要のメンバーにしていきましょう。
目次
- チームはキャプテンだけでは回らない。
- キャプテンもまたメンバーを頼る。
- メンバーの特性を生かしましょう。
チームはキャプテンだけでは回らない。
まず、キャプテンだからと言ってすべてを背負う必要はありません。
素養は技量、知識、人格、あげればキリがありませんが、すべてに万能な人間はいません。
とはいえ、欠けてしまってはチームのためにならないので、それぞれの特技として
長けたメンバーをその分野のリーダーにして任せてしまいましょう。
キャプテンもまたメンバーを頼る。
キャプテンはプレーの技能から、プレーの知識、後輩の育成、部費の管理など、
出来そうな人を見抜くことが仕事といっても過言ではありません。
ここでいう「出来そう」は、好き嫌いを含めると、無理なく任せやすいです。
そして最後は自分に相談して下さいと、フォローアップの声をかけてあげましょう。
「手伝ってもらうこと」こそがキャプテンの仕事。
仕事を任せてしまうと嫌がられたりもしますが、これを円滑にできるかどうかが
キャプテンの最大の腕の見せ所でもあります。
「嫌われ役を買って出る」とも言いますが、これは最後の手段で、
なるべく円滑なチーム運営が、「皆で自然と」行われるチームを目指すべきです。
そのためにも、メンバー一人ひとりがどういったことが得意なのか、
気になるメンバーにはまず、相談相手として接してみて、相談に対して前向きな反応なら
ぜひ任せることも検討していきましょう。